デヴィ夫人、反核映画「サダコの鶴」(樽谷大助監督・増山麗奈監督)鶴の精霊役のアフレコに友情出演

デヴィ・スカルノ夫人(以降デヴィ夫人)が、平和・反核を願う映画「サダコの鶴」の収録に挑戦したことを2023年9月21日に発表します。
収録は9月19日都内デヴィ夫人自宅で、樽谷大助監督と、増山麗奈監督同席のもと行われた。
映画「サダコの鶴」は、1945年広島原爆の原因で白血病となり12歳で亡くなった少女サダコと、2011年福島原発事故を体験した少年シンジが時空を超えて出会い、戦争をなくすために世界を旅する物語だ。

広島平和公園内にある「原爆の子像」のモデルとなった被爆者佐々木禎子さんは彼女の病室で「生きたい」と願って1000羽の折鶴を折った。このエピソードは、広く世界で平和希求のシンボルとして知られている。
本作映画「サダコの鶴」は、JETRO主催の日本を代表するエンタメコンテンツを紹介する“JAPAN STREET”取扱作品となり、一般社団法人ユーラシア国際映画祭が世界配給を後援している。

デヴィ夫人の本作品への友情出演は、樽谷大助監督との平和支援活動を通じた縁によって実現した。
2019年8月、デヴィ夫人と樽谷監督はクラシックカーで広島から長崎、大阪を巡り平和を伝える“ピースラリー”に参加。終着地点の大阪では吉村大阪知事や橋下徹元大阪府知事に迎えられた。

樽谷監督はデヴィ夫人の映画への出演をこう語る。
「デヴィ夫人はウクライナの他にもトルコへの地震支援のチャリティ活動を続けています。夫人の戦争や災害で傷ついた人々への支援活動を尊敬し、私もそのような思いで映画を作っています。今回のアフレコを通じて、作品の最後に命を注入していただいて、禎子さんの想いをいっそう世界に届けられると確信しました」。
デヴィ夫人の声出演の役は、“鶴の精霊”。
「サダコちゃん、私はあなたがいっぱい折った鶴よ。いつか戦争が始まりそうになった時にあなたに命をあげる。その時には争いをなくすために願いを広げてね」
などのセリフをデヴィ夫人は心を込めて読み上げた。

演技指導をした増山麗奈監督は
「平和活動を行うご自身の想いを重ねて、次世代へバトンをつなぐイメージで、とお願いしたところ、本当に慈愛のこもった演技をしてくださって、収録しながら、私も、樽谷監督も涙が溢れてきました」と収録を振り返る。
樽谷大助監督は、2023広島G7サミットで各国首脳にも手渡された佐々木禎子さんの鶴のレプリカを持って、世界中に鶴の思いを届ける活動を、禎子さんの甥、佐々木祐滋さんと共に行なっている。今後ローマ法王やオバマ元アメリカ大統領にも寄贈予定。
こういった平和活動と連動し、すでに複数国の映画祭から上映依頼があり、国内での上映も期待される。

ヴェネチア国際映画祭、ロシア5大映画祭に樽谷大助監督・増山麗奈監督が参加 「早く戦争が終わり世界が一つになる映画祭開催を」

(2023年)9月2日~8日、イタリアのヴェネチアで開催されたヴェネチア国際映画祭に樽谷大助監督・増山麗奈監督が参加した。両監督が役員を務める一般社団法人ユーラシア国際映画祭がヴェネチア国際映画祭の公式認定映画製作・買付団体として選ばれ正式招待された。
ヴェネチア国際映画祭では、サルコジ元フランス大統領と樽谷監督が対話し、ヴェネチア国際映画祭主催のアルべルト・バーバラ会長を囲み、プログラムディレクターのアンジェラ・サポルディらと来年の映画祭での樽谷・増山両監督製作映画上映についてレッドカーペットの上で会談を行った。また、イタリアを代表するルチアーノ・シリギーニ・ガラニャーニ監督と日本イタリア合作の映画企画について取り組みを始めた。

ヴェネツア映画祭では、AI産業革命に抗議ストライキ中のハリウッド俳優らが参加せず、アメリカ映画が参加はゼロ。またウクライナ戦争の問題を受けて、ロシア監督作品も全て排除されていた。
「監督の実母の出身地であるローマの歴史や神話を丁寧に追っていく映画「AMOR(アモーレ)」(ビエギニア・エレウテリ・セルピエリ監督・イタリア映画)など、じっくりと自らのルーツに向き合う良質なヨーロッパの作品が多い印象でした。コロナパンデミックを経て、“集中して内側へ”と地球レベルで意識が変化していると感じました」(増山麗奈監督)
その後、両監督はロシアへ移動。9月10日から14日までロシアのアムール州ブラゴベシチェンスク市で開催されたアムールの秋映画祭に参加した。

アムールの秋映画祭は外国人参加者は稀で、ロシア映画を中心とした映画祭。中国の映画関係者のほか、日本からは樽谷・増山映画監督二人がロシアアムール州政府より招聘を受けた。
表現に対しての規制の厳しいロシアでは、上映は簡単には行かなかった。
樽谷監督はロシア入国時に空港で七時間、入国管理局によって拘束された。
「ウクライナでの渡航歴のある私は、パスポートチェック中に別室に移動させられ、七時間携帯電話を奪われ、4名の職員に囲まれ尋問を受けました」(樽谷)

当初9月12日に行われるはずだった「ダイバシティユナイテッド」(樽谷大助監督)、「サファイア」(夜西敏成監督)などの日本映画上映は、上映六時間前にロシア政府保安庁からストップが入り上映中止を余儀なくされた。
しかし翌日13日朝「上映を楽しみにしている市民から声があがった。映画『サダコの鶴』だけは上映を行う」とアムールの秋映画祭実行委員会は発表。くしくも13日は、同じアムール州ボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と金正恩総書記会談当日であった。最も核兵器使用が懸念される二人のトップ会談日に同州政府主催映画祭にて、ロシア民衆の声により、核兵器廃絶を願う「サダコの鶴」上映が行われたことになる。

また、増山・樽谷は、ロシアの映画制作会社GODOKINOフォーラム社と会談し、両監督が取り組んでいる映画「歳三の刀」を来年のカンヌ映画祭に向けて完成させようと日露合意をした。
「戦争が早く終わり、世界が一つになった映画祭が早く開催されることを望みます。政治は映画に口を挟むべきではないと思います」(樽谷大助監督)
10月7~10日まで、韓国の釜山映画祭内プログラム『ACFE』ASIAN Contonts & Fim Marketでは、「サダコの鶴」のほか、ロシアで上映禁止になった作品「ダイバシティユナイテッド」など五作品がオンライン上映される。
分担する世界の中で西とロシア側双方に繋がりを持ち、樽谷・増山両監督の芸術を通じた活躍が期待される。

露アムール州政府主催の第21回アムールの秋映画祭内企画「日本シネマデイズ」で映画「サダコの鶴」上映〜プーチン大統領・金正恩会談日に、露政府保安庁反対を押し切りロシア市民の声によって上映が実現〜

(2023年)9月13日、4年5カ月ぶりにロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の極東ロシアアムール州での会談当日、同州政府主催映画祭で核廃絶を願う映画「サダコの鶴」(増山麗奈・樽谷大助監督)が上映された。 映画「サダコの鶴」は広島原爆の被爆者であり白血病で亡くなった12歳の少女佐々木禎子と、福島原発事故の被害を体験した少年シンジが時空を超えて出会い核兵器のない世界を願う物語である。
佐々木禎子さんは、病室で1000羽の折鶴を折り、広島平和記念公園には彼女をモデルにした“原爆の子像”が建てられている。

2023年広島G7サミットでは、“サダコの折鶴のレプリカ”が各国首脳に寄贈された。
現在「禎子の折鶴」は佐々木禎子さんの家族やブラジルの団体の共同申請で、ユネスコ「世界の記憶」登録申請中だ。
露アムール州政府主催の第21回アムールの秋映画祭内企画「日本シネマデイズ」(一般社団法人ユーラシア国際映画祭企画)のプログラムとしての上映だった。
ユーラシア国際映画祭代表理事であり映画監督の増山麗奈、同団体理事の樽谷大助両氏はロシアアムール州政府より招聘を受け現地に赴いていた。

戦争中、表現規制が厳しいロシアでの上映は一筋縄では行かなかった。樽谷大助監督はロシア入国時に空港で七時間ロシア入国管理局により拘束された。
「空港のパスポートチェック中に、妻がウクライナ人で、ウクライナ渡航経験のある私は別室に移動させられ、七時間携帯電話を奪われ、水も与えられないまま7人の監視員に囲まれました」(樽谷大助)。
当初9月12日に行われるはずだった「ダイバシティユナイテッド」(樽谷大助監督)、「サファイア」(夜西敏成監督)などの日本映画は、上映六時間前にロシア政府保安庁からストップが入り、上映中止を余儀なくされた。
しかし翌日13日朝、「上映を楽しみにしている市民から声があがった。映画『サダコの鶴』だけは上映を行う」とアムールの秋映画祭実行委員は発表。
奇しくも、13日は、同じアムール州ボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と金正恩総書記の会談当日。

現在の地球で最も核兵器使用が懸念される二人のトップ会談日に同州政府主催映画祭にて、ロシア民衆の声により、核兵器廃絶を願う「サダコの鶴」上映が行われた。
「私は佐々木禎子さんの甥の佐々木 祐滋さんから折鶴のレプリカを預かり、世界中に平和への願いを広げる活動をしています。今回複雑な状況の中で映画上映を行なってくれたロシアのアムールの秋映画祭の関係者の皆様、ロシア市民の皆さんに感謝していております」(樽谷大助監督)
樽谷大助氏は、今後ローマ法王や核兵器廃絶でノーベル平和賞を受賞したオバマ元米国首相にもレプリカを届ける予定だ。
ロシアのアムールの秋映画祭は、ロシアで唯一映画の他演劇の発表やコンテストも行われ、規模・質ともに露5大映画祭の一つとして知られる権威ある映画祭。本映画祭内での日本映画上映の取り組みは一般社団法人ユーラシア国際映画祭企画により4年前より行われ、現在同団体は、ロシアの映画団体GOD KINO社と新作映画「歳三の刀」を製作中だ。


企画の中心となってきた増山麗奈は「今回の上映を通じて、ロシアの人々に禎子さんの核兵器の被害を繰り返さないという願いが伝わってほしい。現在ヴェネチア国際映画祭やカンヌ映画祭など西側の映画祭ではロシア排除の動きがあります。私たちは垣根や政治的な分断を超える、広い海のような文化の場を育てていきたい」と語った。
10月7~10日まで、韓国の釜山映画祭内プログラム『ACFE』ASIAN Contonts & Fim Marketで映画「サダコの鶴」のオンライン上映が行われる。(開催終了)

神戸市から世界へ羽ばたくアーティストを公募・応援「北斎と現代のサムライたち」展(開催終了)

一般社団法人ユーラシア国際映画祭は、神戸市で開催される展覧会の北斎と現代のサムライたち」事務局を担当します。 
  https://n3yuj.hp.peraichi.com

新たなアーティストの展示と応援を通じて、日本文化の魅力を世界へ向けて広めるプロジェクト「北斎と現代のサムライたち~世界へ飛び出せ!ジャポニズムグレイトアゲイン」展を開催いたします。この展覧会は、日本の伝統と現代のクリエイティビティが融合した新たな視点を提供するものとなっております。

展覧会詳細:
「北斎と現代のサムライたち~世界へ飛び出せ!ジャポニズムグレイトアゲイン」展(開催終了)
展示作家: 北斎、写楽、河井寛次郎、棟方志功、田川清美、牧野満徳、増山麗奈、樽谷大助
会場: 拙筆屋万次郎ギャラリー(神戸ファッションマート3階)
主催: ジャポニズムグレイトアゲイン展実行委員会
協賛: ウエストイーストプロダクション株式会社、JAPARAB General Trading LLC

「貴方も北斎!? 展覧会参加作品募集」
詳細↓
https://n3yuj.hp.peraichi.com

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記者発表「北斎と現代のサムライ~ジャポニズムグレイトアゲイン展開催に向けて」(開催終了):
場所: 神戸市記者クラブ(神戸市役所16階)
登壇者: 福井道明(万次郎ギャラリーマネージャー)、樽谷大助(神戸市在住映画監督)、増山麗奈(画家)
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展覧会内容:
1854年の開国以来、西洋に日本文化が伝わり、ジャポニズムブームが起こりました。特に葛飾北斎の浮世絵が大きな影響を与え、印象派やクリムト、ミシャなどに影響を与えました。現代でも東洋と西洋のアーティストが相互に影響を与え合い、新たな表現を生み出しています。アーティスト田川清美氏の思いを受け継ぎ、現代のアーティストたちがジャポニズムの精神を持ちながら、世界にアートを発信していきます。

公募展同時開催:
展覧会に合わせ、「我こそは現代の北斎!」と思う方々の作品も募集します。作品ジャンルは自由で、展示可能なサイズであれば絵画、写真、立体、陶芸、映像など、ジャンルを問いません。参加者の作品は審査なしで展示され、最優秀作品はアラブ首長国連邦でのギャラリー展示の権利が与えられます。
会場: 拙筆屋万次郎ギャラリー 〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中6丁目9番

史上初、Chat GPTが描いた絵本「日本経済復活シナリオ」とは? 生成AIと経済アナリスト・画家らがベーシックインカム絵本を出版

 30年間給料が上がらぬまま、物価高騰が続く、日本経済回復の秘策は「ベーシックインカム」? 人工知能が導き出した答えだ。イギリスでも月額28万円の現金給付実験がスタートし、世界的にも注目が集まるベーシックインカムの絵本が出版された。
製作者は人工知能と、日本経済復活の会会長の小野盛司博士と、連日テレビ活躍する経済アナリストの森永康平、FACEBOOK公認画家で一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事の増山麗奈。一般社団法人ユーラシア国際映画祭が監修した。

【ノーベル経済学者も絶賛した経済モデル提案学者をキャラクター化】
本著は国民への現金給付を提唱し、日本経済モデル解析の権威である小野盛司をモデルにした”小野博士”が孫のマルコに、経済について説明をしたり共に考えたりする物語。
小野博士は30年前から日本で最も精密な経済シミュレーションモデルを活用し、現金給付を行えば景気が回復するという予測を発表し、ノーベル経済学者や、安倍元首相をはじめ、100人以上の国会議員が小野博士の現金給付案に賛同したが、日本の緊縮政策は変わらなかった。結果日本は衰退してしまった。
そこで、マルコは「CHAT GPTにどうすればいいか聞いてみよう」と提案しその場でスマホで検索する。
そこで見つけた希望の未来の作り方とは・・。
共同執筆者の画家で日本ベーシックインカム学会理事の増山麗奈は小野氏と何度も現金給付を求めるに政府交渉を財務省や厚労省に続けてきた。ベーシックインカムに関わる映画や、雑誌を責任監修したこともある。
「私は海外で活動する機会が多いのですが、帰国のたび日本の元気がなくなっていることを感じてきました。お金も時間も止まってしまったような、日本の息苦しさを打破したいと、小野先生とベーシックインカム推進活動を続けてきました。今、小野先生はご病気が悪化、ロビーイング活動ができなくなりました。そこで、絵本という手法で、先生の願いをまとめました。先生がお元気なうちに大ヒットさせ、現金給付も実現したい」。(増山)
増山は移住先のアラブ首長国連邦でこの絵本を仕上げた。ストーリーや挿絵は人工知能と実際の肉筆を駆使した。

【失われた30年を生み出した間違った経済政策】
日本はかつて世界第2位の経済大国でしたが失われた30年で実質賃金は上がらず、一人当たりのGDPはかつて世界トップレベルだったのが、今ではOECD(経済協力開発機構)の中で24位まで下がった。
一位のアメリカの平均賃金平均74,738ドルと比べると、日本の平均賃金は半分以下である。なぜこのような事態になってしまったのだろうか。
「日本の財政状態を語る際に、「国債を発行すると将来世代にツケを残す」や、「国の借金は国民1人あたり1,000万円を超えた」という表現をよく耳にしますが、この表現も非常に問題があると考えます。そもそも、国の借金と言われているのは正確には政府の債務残高だと思いますが、これまでと同様にG7諸国の政府債務残高を2001年を1として2021年までの推移をみてみると、英国も米国も5.5倍前後まで政府債務は膨らんでいます。一方で、財政状態が悪いはずの日本はG7のなかで最も政府債務が積みあがっていないのです。」(経済アナリスト森永康平)


【国が発展するには成長通貨の発行が不可欠】
なぜ日本だけ歳出が増えないケチケチ国家なのだろうか。
「赤字国債を禁止する条項に縛られているからです」(小野盛司)
実は日本も江戸時代には、社会が健全にまわる貨幣の発行を行なっていた。
「江戸時代にはいまでいう国家予算の三分の一が幕府発行の貨幣でした。それでもお米の値段は安定し過度なインフレは起きませんでした。」(小野盛司)
インボイスも始まり値上げが続く今を打破できるか
日本のケチケチ政策を変える一冊となるか。


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