1月24日から26日にかけて、ウエストイーストプロダクション株式会社がスペインのバルセロナで映画「愛のフロッピーディスク」(樽谷大助・増山麗奈監督)の製作を行い、撮影・編集を48時間で刊行した。一般社団法人ユーラシア国際映画祭が企画に関わった。
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↓予告編
https://youtu.be/AE-VcHcHJEg?si=JefGuGtQ5ND9QX1E
映画「愛のフロッピーディスク」は48時間で決められたお題やキャラクターの元短編映画を完成させるという48hfp ROMA参加作品。樽谷大助監督が招聘された第十五回ワールドピースフォーラム
(バルセロナ大学他5会場で開催)の関係者も映画制作に協力した。樽谷・増山監督は48hfpへの挑戦は3度目。48hfp大阪では「戦争を止める砂時計」で”審査員特別賞”を受賞している。
「愛のフロッピーディスク」は謎の死を遂げた伝説の考古学博士サイモン・ルビンの謎を樽谷大助演じるDAISUKE教授と増山麗奈演じるRENA教授が追いかけるというサスペンスドラマ。
世界を救う古代エネルギー論を発見したサイモン・ルビン博士が何者かに殺害されながらも守り続けた“愛のメッセージが詰まったフロッピーディスク”が主題だ。
サイモン博士の妻、サイモン・レナ役をバルセロナ大学名誉教授のメルセデス・ビアノバ女史が熱演。
メルセデス・ビアノバは、ナチス時代の強制収容所でのスペイン人の歴史や、女性の社会参画を研究してきた自身の人生を役に重ね、「愛とは、成功や、幸せをもたらしてくれる絆のこと。これからは“嘘をつかない力”の時代です」と言葉を紡ぎ出した。
サイモン博士役を演じたビクター・バレカス・バレスは、イタリアのローマでの審査に向け、イタリア語に発音の近いカタルーニャ語でセリフを語った。イタリア語のナレーションをイタリア人俳優・芸術家のルカ・ステリーニが担当した。
48時間というタイトなスケジュールだったにも関わらず、コーディネイト兼女優として参加したイザベル・ジュメネズの手配により、会員制ヨットクラブ「リアル・クラブ・ナウテコ」や、帆船ミュージアム「バルセロナ海洋博物館」、ワールドピースフォーラムの会場、サクラダファミリア、バルセロナが一望できる夜景スポットなど充実した環境でバルセロナの魅力を盛り込んだロケが実現した。
増山麗奈は「海洋保護団体“ユニオンデオーシャン”の方々も、人一倍善良な方々なのに、悪人として私を縄で縛る演技をしてくれて、大人たちの本気が詰まった映画です。様々な言語が飛び交う現場でも、熱意と誠意があれば、最強の作品が作れると自信がつきました」と撮影を振り返る。
樽谷大助「バルセロナの歴史の厚みを感じさせるロケーションで、一流の人たちと演技ができたことを誇りに思います。愛の本当の意味を理解でき、それが平和をもたらすと映画制作を通じて感じました。友人たちの熱意によって実現できた真実の愛と平和のストーリーが完成しました」と語る。
イタリアのローマでの授賞式は、2023年12月13日 (水) 21:00 TEATRO ITALIAで開催される。