スクープ!開戦直前パレスチナ・ガザ地区まで1キロ地点で樽谷大助・増山麗奈両監督がイスラエル軍攻撃の空爆を激写/戦闘に備える戦車群・装甲車に乗車取材・ガザ地区現地画像も

11月30日にエルサレム市内のバス停で起きたハマスによる射撃テロを受け、イスラエル軍は7日間の休戦を終え、封鎖されたガザ地区へ空爆、電気制限など攻撃を始めた。
開戦直前のイスラエル・パレスチナで、映画を撮影する日本人記者の姿があった。
映画監督として国際的に知られる樽谷大助と、一般社団法人ユーラシア国際映画祭の代表理事である増山麗奈である。両者は11月27日~12月4日までイスラエルを訪れ、映画やテレビ番組などの撮影を行なっていた。



【開戦前夜にガザ地区への攻撃が開始されていた可能性も】
樽谷・増山両監督は11月28日にはガザまで1キロ地点にあるギバットコビ地区まで、国際免許を持つ樽谷監督の運転で移動。ガザ地区北部からは肉眼でも確認できる大量の黒煙が上がっていた。この時点では、休戦中であったになぜ攻撃が? ガザに在住する提携ジャーナリストの、サメハ・アハメッド氏に確認すると、煙が上がっているガザ地区北東部にある街は、ベイト・ハヌーンと言って10月7日の攻撃以前、人口は約32,187人だった。パレスチナ自治政府加盟地域内に位置している。
ベイト・ハヌーン市は人口密度の高い都市のひとつとされ、人口は4万人、そのうち32,597人が市内に住み、7,400人が団地や塔のある地域に住み、12,500ドゥナムのうち市域の4分の1を超えない面積(3,040ドゥナム)に住んでいた。
しかし2が月弱で、ベイト・ハヌーン市は空爆を受け、死傷、負傷を経て、全市民が避難して現在市に残っている人はいないという。
同地区では、数百台と思われるイスラエル軍の戦車が列をなし、攻撃に備えている様子が伺える。



【休戦中のイスラエル兵と交流】
ガソリンスタンドでは“明日から戦場前線に戻る”というイスラエル軍と出会い、樽谷が装甲車に乗車する場面もあった。兵士は18歳から25歳と若い世代が多く、女性の姿も。大学の学費のため、家の支払いのためなど家計を助ける理由で兵士になる人もいれば、今回の戦争で再徴兵された元兵士も。
樽谷「話しかけると笑顔を見せて人懐っこさもありましたが、根底に戦争に行くという悲しさのようなものを抱えている印象でした」。
増山「ガザというと遠い印象がありましたが、実際にはイスラエルの首都テルアビブから、車で1時間ほどの距離。仮の国境が引かれ、道路も封鎖。鉄線が張り巡らされた検問所の先には入ることが出来ません」。
樽谷・増山監督はこれからガザへ向かうという装甲車の兵士達を見送った。

【パレスチナガザ地区からはタンカーで運ばれる負傷した子どもや逃げ纏う人々の姿が】
樽谷・増山監督は、ガザに在住するジャーナリストのサメハ・アハメッド氏とも交流を続けて、サメハ氏が撮影した写真を雑誌「フライデー」や「Yahoo!ニュース」などに提供してきた。サメハ氏からは開戦報道の直後12月2日、空爆によって怪我をした子どもの姿や馬車やジープに乗合をし、荷物をまとめ攻撃から避難するガザ市民の動画が送られてきた。
ガザ市内の混乱の様子が伺える。

【相次ぐイスラエル行き飛行機キャンセル プレス以外は出入国不可】
現在のイスラエルに渡航するのは容易ではない。 樽谷・増山が元々予約していたバルセロナからの航空機は、突然のキャンセルとなり、代わりの便を探すも直行便は残り一席。増山はミラノ・フランス・アテナと4便乗り換えして辿り着いた。 増山「飛行機のチェックインでは“どこに行くのか、誰と会うのか、何の目的で”と航空会社のセキュリティチェックで最後まで渡航断念を説得されました」 樽谷大助「私はイスラエル入国管理局により、別室に連れて行かれ、2時間余り尋問を受けるということがありました。パスポートを見ると、ロシアやウクライナ、世界中への入国記録があるのでチェックを受けたようです」。


【3人に一人がライフルを持つイスラエルの日常】
厳しい審査を経て入国してからは、町中の至る所で拳銃を持ったアベックやベビーカーを連れながら銃を持つ家族連れの姿など異様な光景が広がっていた。
樽谷「3人に一人が、銃を持っているという日本では考えられない銃社会です。平和を祈る次第です」。
樽谷監督や増山監督がカフェでガザやハマスなどの話をしていると、周囲の監視の目が集まる。ホテルのレセプションの受付でも銃を持ったスタッフがいた。

【開戦後観光経済は停止・エルサレム旧市街は閑古鳥】
キリスト教、ムスリム教、ユダヤ教3つの聖地が約1キロ四方の城壁に囲まれた東エルサレム内の旧市街は世界中から観光客が集まる人気スポットだが、10月7日の開戦後、旅行客はほぼゼロだ。旧市街の商店オーナーのオマリアンドゥーナー氏は「開戦から、今日まで一人も観光客が来ない。あれから今日まで毎日店を閉め、収入も途絶えた。今日貴方に販売した本があれから初めての売り上げだ」と頭を抱えていた。
樽谷「ガザ市民はもちろん、イスラエルの市民も、イスラエル軍兵士も、戦争は誰も幸せにしません。早期停戦に向けて、これからもできることを見つけていきます」。
イスラエル、ガザ、双方の立場から“戦争を止める映画”制作を続けている樽谷・増山監督。
次回はハマスが発砲したエルサレムのバス乗り場で起きたテロ現場からのレポートだ。
樽谷・増山両監督の撮影した映像は以下の映画やテレビ番組で放送される。
“48Hour Film A.I.Project-Paris”出品映画「AIは愛のために」
「ダイバシティ・ユナイテッド」
2024年1月開始の東京MXテレビ番組「えにしの記憶」内コーナー
「DaisukeとRenaのメイキングフィルム」などを
以下の会場でパレスチナ・イスラエル報告が開催される。
12月8日今年話題のジャニーズ問題・パレスチナ 有識者シンポジウムに樽谷・増山監督が登壇(開催終了) ーーーーーーーーーーーーーーーー
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1113/dre_231113_7039344031.html
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児童虐待を許すな!! 故ジャニー喜多川児童性加害問題どうなる!?
メディアの忖度?逃げ得を許すな!
法改正あるか?問われる日本の人権意識
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バルセロナ大学名誉教授や伊・スペイン俳優らと国際映画「愛のフロッピーディスク」48時間で樽谷大助・増山麗奈監督が撮影・完成、伊ローマで上映

1月24日から26日にかけて、ウエストイーストプロダクション株式会社がスペインのバルセロナで映画「愛のフロッピーディスク」(樽谷大助・増山麗奈監督)の製作を行い、撮影・編集を48時間で刊行した。一般社団法人ユーラシア国際映画祭が企画に関わった。 。


↓予告編
https://youtu.be/AE-VcHcHJEg?si=JefGuGtQ5ND9QX1E
映画「愛のフロッピーディスク」は48時間で決められたお題やキャラクターの元短編映画を完成させるという48hfp ROMA参加作品。樽谷大助監督が招聘された第十五回ワールドピースフォーラム
(バルセロナ大学他5会場で開催)の関係者も映画制作に協力した。樽谷・増山監督は48hfpへの挑戦は3度目。48hfp大阪では「戦争を止める砂時計」で”審査員特別賞”を受賞している。

「愛のフロッピーディスク」は謎の死を遂げた伝説の考古学博士サイモン・ルビンの謎を樽谷大助演じるDAISUKE教授と増山麗奈演じるRENA教授が追いかけるというサスペンスドラマ。
世界を救う古代エネルギー論を発見したサイモン・ルビン博士が何者かに殺害されながらも守り続けた“愛のメッセージが詰まったフロッピーディスク”が主題だ。
サイモン博士の妻、サイモン・レナ役をバルセロナ大学名誉教授のメルセデス・ビアノバ女史が熱演。
メルセデス・ビアノバは、ナチス時代の強制収容所でのスペイン人の歴史や、女性の社会参画を研究してきた自身の人生を役に重ね、「愛とは、成功や、幸せをもたらしてくれる絆のこと。これからは“嘘をつかない力”の時代です」と言葉を紡ぎ出した。

サイモン博士役を演じたビクター・バレカス・バレスは、イタリアのローマでの審査に向け、イタリア語に発音の近いカタルーニャ語でセリフを語った。イタリア語のナレーションをイタリア人俳優・芸術家のルカ・ステリーニが担当した。

48時間というタイトなスケジュールだったにも関わらず、コーディネイト兼女優として参加したイザベル・ジュメネズの手配により、会員制ヨットクラブ「リアル・クラブ・ナウテコ」や、帆船ミュージアム「バルセロナ海洋博物館」、ワールドピースフォーラムの会場、サクラダファミリア、バルセロナが一望できる夜景スポットなど充実した環境でバルセロナの魅力を盛り込んだロケが実現した。

増山麗奈は「海洋保護団体“ユニオンデオーシャン”の方々も、人一倍善良な方々なのに、悪人として私を縄で縛る演技をしてくれて、大人たちの本気が詰まった映画です。様々な言語が飛び交う現場でも、熱意と誠意があれば、最強の作品が作れると自信がつきました」と撮影を振り返る。 樽谷大助「バルセロナの歴史の厚みを感じさせるロケーションで、一流の人たちと演技ができたことを誇りに思います。愛の本当の意味を理解でき、それが平和をもたらすと映画制作を通じて感じました。友人たちの熱意によって実現できた真実の愛と平和のストーリーが完成しました」と語る。 イタリアのローマでの授賞式は、2023年12月13日 (水) 21:00 TEATRO ITALIAで開催される。

核兵器廃絶のメッセージをスペイン「ワールドピースフォーラム」へ。 樽谷大助監督が映画「サダコの鶴」上映・ノーベル平和賞受賞作家へ折鶴寄贈

11月23日~25日に、スペインのバルセロナのバルセロナ大学など5会場で、第十五回ワールドピースフォーラムが開催され、一般社団法人ユーラシア国際映画祭理事で映画監督の樽谷大助監督が招待を受けスピーチを行い、広島原爆の被爆者であり、折鶴をおって白血病で亡くなった少女“佐々木禎子”さんをモデルにした映画「サダコの鶴」(樽谷大助・増山麗奈共同監督)を上映しました。一般社団法人ユーラシア国際映画祭代表理事で映画監督の増山麗奈も同行しました。

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルとハマスの戦争など世界中で紛争が激化する中、第十五回ワールドピースフォーラムでは、スペイン、カタルーニャ地方政治家、コロンビア、アメリカ、日本など各地からの登壇者が参加しました。 2015年ノーベル平和賞受賞者であり、チュニジアでの「アラブの春」での発展に寄与したウイド・ブシャマウイ氏は「立場を超えた人々が議論のテーブルにつくことが平和構築の一歩である」と発言。現在も続くガザ地区で子どもたちが犠牲になっていることも指摘され、平和を作るために何が必要なのかが盛んに議論されました。
国連平和大学(UPEACE)学長のフランシスコ・ロハス・アラベナ博士は積極的な平和構築のためには、「機能的な政府・公平な資源分配・自由な情報の流れ・諸外国との友好な関係・高い人的資本・他社の権利の受容・低レベルの汚職・健全なビジネス環境が必要だ」と語りました。

樽谷大助監督は、24日に開催された広島フォーラムの一環として、「武道・映画・ラリーを通じて世界平和を」と題されたスピーチを行いました。自身が戦国最強の武将本田忠勝の子孫であることを伝え、「武道は相手を倒すためではなく自分を律するためのものである」と語り、武道を通じた世界交流としてウクライナ、ロシア双方の空手杯でプレゼンターを務めたことを報告しました。また映画「サダコの鶴」を通じて、広島の悲惨な核兵器の記憶を世界に伝え、G7広島サミットで各国首脳に配られた“折鶴のレプリカ”をアラブ首長国連邦のマジッド殿下や、ワールドピースフォーラムの代表ジョセフ・フェリックス・ベンツ・オリバー氏、ロシアアムールの秋映画祭のセルゲイ・ノヴォジーロフ氏世界の要人に寄贈してきた活動を報告しました。

また、ウクライナ難民とガザ在住のジャーナリストが参加する映画「戦争を止める砂時計」制作や分断する世界の中で、実際に映画制作を通じて様々な価値観を共有する場を提供してきたことを伝えました。
映画「サダコの鶴」の上映では、白血病や、経済的に困窮する中で戦争後も苦しむ少女禎子の姿に多くの観客が涙を流し、上映後は樽谷大助・増山麗奈監督に「この作品を作ってくれてありがとう」と感動が伝えられた。

今回のフォーラムに参加した樽谷大助監督は「唯一の被爆国である日本は本来、核兵器廃絶のリーダーシップを取るべきです。このような会議に参加できて光栄でした。様々な立場でそれぞれの特技を活かす形で平和構築を行うことが重要だと再認識いたしました。今後も映画「サダコの鶴」の上映を通じて核兵器廃止を訴え、映画制作を通じて平和を実現していきたいと考えています」
同行した増山麗奈は「スペインの主催者の方々が、自分たちの国が占領していたコスタリカの方々や、現在自治について様々な緊張感をはらむカタルーニャ地方の方を尊重して開催している姿が印象に残りました。「サダコの鶴」を見て涙を流してくれた人々の姿を見て、核兵器使用が懸念される今だからこそ、樽谷監督がいうようにこの映画を世界に伝えて行かなければと感じました」。
ワールドピースフォーラムでの出会いをきっかけに、海を守る国際団体“ユニオンデオーシャンズ”の日本大使に樽谷大助氏が推挙され、開幕中にバルセロナで一緒に映画「愛のフロッピーディスク」(樽谷大助・増山麗奈監督作品)を撮影する一幕もあった。

48hfp大阪で審査員特別賞を受賞したチーム最新作「明日は晴れ」戦争を止める歴史ロマンス映画が完成!福岡で上映

一般社団法人ユーラシア国際映画祭は、ウエストイーストプロダクション株式会社と提携して、11月17日~19日、短編映画「明日は晴れ」を東京都武蔵村山市の12所神社で撮影、制作しました。前作「戦争を止める砂時計」は48hfp大阪で審査員特別賞を受賞。本作も気合が入ります。「明日は晴れ」(樽谷大助・増山麗奈監督作品)は12月2日(土)には福岡市総合図書館 映像ホール シネラDEプレミア公開されました。
↓「明日は晴れ」予告編はこちら
https://youtu.be/klcj4GnjUno



「明日は晴れ」は7分間のショートムービーで、世界157都市で開催されている“48HourFilmProject”のひとつ福岡48HFPの正式参加作品です。“48HourFilmProject”とは48時間で与えられたお題、セリフ、キャラクターを活かした台本を作り、撮影をし、編集までを行うプロジェクトで優秀作品はカンヌ国際映画祭2024年で上映されます。
ウエストイーストプロダクションは、10月に大阪で開催された大阪48HFPについでの参加。
「明日は晴れ」は、明日の天気を読む天気予報士の神童“羽山あすみ”を子役として活躍する白石未来、その村の統治者である“羽山殿”を映画監督で俳優の樽谷大助が演じ、二人の奇妙な交流をきっかけに“世界平和を実現する気象神社”が誕生した背景を描きました。
神社を訪れる母親、羽山麗奈役を映画監督で女優の増山麗奈、その娘“羽山あすみ”をソフィア・ポヒドニアが演じました。神様のタブーを犯してしまうことにより封印が解かれ、現代と過去が交差する歴史ロマンス映画が誕生しました。
撮影初日のユーラシア国際映画祭・ウエストイーストプロダクション株式会社が4年がかりで取り組んでいる映画「歳三の刀」の追加撮影が行われており、現場では二つの映画を同時に撮影しました。
「小雨が降る中深夜まで、スタッフ出演者皆が頑張ってくれました。その甲斐あって、見ると元気になる素晴らしい歴史ファンタジー映画が完成しました。天気を予測する神というコンセプトは、撮影場所となった一二所神社に祀られる”天照大御神”とも重なります。来年公開の映画「歳三の刀」と共に多くの方々に見てほしい」(増山麗奈)
「歳三の刀」で土方歳三役を演じた主演の源光士郎や、土方を狙う新政府軍側の本田総裁役の樽谷大助は馬に乗って熱演。劇団アトリエッジから、本田の部下山田を演じた藤嶋翔大、増岡役の田中寅雄も友情出演。新宿の母として知られる歌舞伎町摩耶も神社の巫女役を太鼓も叩き、演じました。

「『明日は晴れ』では合戦を止めるサムライ羽山アタルに扮し「この世は安泰だ」と言ったにも関わらず、片方の舞台では『歳三の刀』では歳三を狙う敵側のボスを演じました。『歳三の刀』で敵同士だった両陣営が仲良く行進するシーンが、『明日は晴れ』に活用されました。世界では戦争が続いているが、映画のように敵味方なく仲良くできる世になってほしい」(樽谷大助)

撮影の様子は、2024年1月から東京MXで放送の人気番組「えにしの記憶」内コーナ「大助と麗奈のメイキングフィルム」でも紹介されます。
樽谷大助と増山麗奈両監督は、ローマとパリで開催される48時間映画プロジェクトに、渡航先のスペインとイスラエルで参加。“戦争を止める短編映画”を全世界で撮影・シリーズ化します。
「明日は晴れ」は、スペインのワールドピースフォーラムで予告編上映後、12月2日福岡48HFPプレミア上映会や、増山麗奈誕生日会で上映されました。

ジャニーズNG記者2人含む再注目登壇者集結。性加害・パレスチナ紛争、人権、緊急報告シンポジウム開催

一般社団法人ユーラシア国際映画祭は、主催の深月ユリア事務所と提携し、2023年12月8日に激動の2023年の芸能・社会の闇を暴き、真実を追求するシンポジウムを企画協力した。
テーマは「ジャニーズ性加害問題」と「パレスチナ戦争」。
登壇者は ジャニーズ会見で質問NG記者6名に選ばれた鋭い質問をすることで定評のある東京新聞記者、望月衣塑子、鈴木エイト、 芸能界性加害問題を告発した女優、石川優実、パレスチナガザ最新映像を報告する映画監督の樽谷大助、増山麗奈。司会に深月ユリア。
問題の根底にある日本社会の隠蔽・忖度体質を追求し法改正などの解決の道筋を元防衛大臣で衆議院議員・石破茂、福本悟弁護士とともに探る。(開催終了)


故ジャニーズ喜多川氏は50年にわたって未成年少年へレイプ・性加害を繰り返してきた。NHKやテレビ東京が提供していたジャニーズ専門のリハーサル室とトイレでも被害は起こった。
最高裁で加害事実が認められ、内部告発があったにもかかわらず、ジャニーズ事務所はメディアのキャスティング権を握るなど影響力を強め、問題は隠蔽され続けてきた。割腹自殺したタレントもいる。
2023年BBCがこの問題を取り上げたことをきっかけに、実名告発者が続出。現在、旧ジャニーズ事務所は会見で謝罪を行い、所属タレントをエイジェント契約とする、旧会社は被害者補償に特化する形とすると発表。テレビ局は反省番組を制作したが、嵐デビューの際に一人100万円超のハワイ取材接待などの利益供与あったことなどへの追及はない。故ジャニー喜多川と同様、死後、性加害の実態が明らかになったイギリスのテレビ司会者ジミー・サヴィルに対してイギリス警察は捜査を行ったが、日本の警察は本件の捜査を行っていない。
韓国では2009年に起きた女性芸能人の自殺をきっかけに、国策として計351人の芸能界のアンケートを実施し、その後被害者の裁判費用の負担も政府が行う相談窓口を設置するなど性被害者救済対策がある。私たち日本はどう変わっていけば良いのだろうか?
2023年10月7日にパレスチナ自治区のガザを実効支配しているイスラム主義組織ハマスが、イスラエルが建設したアイアンドームの境界を越えてロケット弾を発射し、イスラエル滞在中の外国人や市民を殺害し、人質にとったことをきっかけに、イスラエルはガザ地区の攻撃を激化。1ヶ月で病院や学校を含む一万人を超える市民への無差別大量虐殺が続いている


イスラエルはガザ市民へ避難を呼びかけていると主張するが、実際はエジプトの検問所から避難できるのは外国人国籍所有者だけ、市民は閉じ込められたまま、燃料、水、食料も尽き、深刻な人権侵害が行われている。
樽谷大助監督と増山麗奈監督両氏はガザ在住のサメハ・アハメッド氏より届けられた現地レポートをまとめ短編映画「ガザNOW~愛娘を奪われたジャーナリスト映像~」を発表し、ジャーナリストが16名殺害され、封鎖された現地の様子を伝える。
主催の深月ユリア氏は「人権意識が低い日本を変えていきたいです」と本イベントへの抱負を語る。
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児童虐待を許すな!! 故ジャニー喜多川児童性加害問題どうなる!?
メディアの忖度?逃げ得を許すな!
法改正あるか?問われる日本の人権意識
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ガザ緊急報告、現地映像上映!(増山麗奈監督、樽谷大助監督)

出演
石破茂(元防衛大臣、衆議院議員)
望月衣塑子(記者)
鈴木エイト(ジャーナリスト)
福本悟(弁護士)
石川優美(女優)
増山麗奈(映画監督・芸術家)
樽谷大助(映画監督・平和活動家)
〈司会〉
深月ユリア(ジャーナリスト、女優)

最新ガザ映像とウクライナ避難民と48時間で製作「戦争を止める短編映画」が大阪で上映

【ガザとウクライナをつなぐ映画を48時間で製作】
一般社団法人ユーラシア国際映画祭が企画に関わった短編映画「戦争を止める砂時計」(製作ウエストイーストプロダクション株式会社 監督 樽谷大助・増山麗奈)の上映が、2023年11月5日(日)大阪で開催された。
動画↓
https://youtu.be/6BOOItSwyMI


「戦争を止める砂時計」は、指定のお題や小道具、キャラクターなどを盛り込み48時間で4~7分の短編映画を脚本、キャスティング、撮影、編集までを仕上げる“48Hour film Project大阪”参加作品で、10月20日~22日までの48時間で製作された。
48HourfilmProjectは世界130都市で開催。大阪に参加した38作品のうち選ばれた1作品は、2024年カンヌ映画祭で上映される。

【ガザから届いた最新映像】
お題は「砂時計」「ジャンルはモキュメンタリー」「大の甘党」。「わかってないのはあなたの方だ」(セリフ)。
脚本を担当した増山麗奈は「私たちの特色を生かして、他チームが真似できない演出を考えました。最初に思いついたのは、毎日ガザに住む友人でジャーナリストのサメハ・アハメッドさんから届いている戦地の動画や写真を劇中に効果的に取り入れることです」と振り返る。
サメハ氏は、ガザ現地で活躍するジャーナリストで、イスラエルの空爆で自身の幼い娘さんを亡くし、その後日々、無実の市民を対象に国連パレスチナ難民救済事業機関の学校や病院などへの攻撃の様子を樽谷・増山が取り組む映像会社「ウエストイーストプロダクション株式会社」に届けてくれている。サメハ氏のレポートは二週にわたって雑誌フライデーに掲載された。

脚本は20日深夜まで、「ガザから届いた映像を生かして映画を作る映像マンと、その家族の物語を作ろう」「ラストシーンは、子どもたちの純粋で希望のあるシーンが良い」スタッフ出演者で相談しながら骨子を作り、シナリオ制作は、朝までかかった。
【14人のウクライナ避難民の身元保証人になって】
樽谷大助氏は、14人のウクライナ避難民の身元保証人となり、妻で日本ウクライナ協会代表理事のタチアナ・ポヒドニアは、避難民の方々の身の回りのお世話を行っている。
ウクライナ避難民のイローナ・ザイツェヴァ氏は“ロシア領となった元ウクライナ領のマウルポリで活躍するテレビキャスター”の役を演じた。マウルポリでは現在ロシア軍から市民への徴兵が行われている。
「なぜ私たちウクライナ人は互いに殺し合わなければならないのでしょうか」というセリフに不条理な現実を余儀なくされるウクライナ人の方の想いを投影させた。

仕上がった映画を見たウクライナ避難民のイローナ氏は「人生で最も貴重なもの、健康、家族、家庭を失う人がいかに多いか。毎日、涙と荒廃、爆弾と死がある国がある。今まで気づかなかったことをこの映画で感じることができるかもしれない。感謝の気持ちを持って、自分の人生を受け入れることができるように。時間は止められないのだから…」と感想を語った。
ウクライナ戦争をきっかけにマウルポリからドバイに避難したウクライナ避難民でシンガーソングライターのハンナ・ドルフクフ氏の曲を挿入した。
樽谷監督と妻のタチアナ・ポヒドニア氏は、今後ガザからの避難民の受け入れや支援も行いたいと考えている。
「こういった映画制作・上映活動が戦争をとめる手助けになると思い、積極的に映画を作っています」(樽谷大助)
イスラエルが地上攻撃を始めた10月27日以降、樽谷・増山のもとにサメハ氏からの連絡が途絶えた。
ガザとウクライナ、二つの戦争当事者が参加した映画「戦争を止める砂時計」は、奇跡のモキュメンタリー映画だ。
映画は11月5日、大阪の48Hourz FilmProjectで上映される他、
サメハ氏の未公開映像を11月5日 19時よりオンラインイベントも開催予定だ。(開催終了)
【The Osaka 48 Hour Film Project 2023 プレミア上映会】
【ガザ現地からの動画上映】
サメハ氏によるガザからの最新情報を
お届けするオンライン上映イベント

サメハ私のレポート掲載されたフライデー
https://friday.gold/article/183128
https://friday.kodansha.co.jp/article/339159?page=1

ビルボード30位リッキーレベルのミュージックビデオ発表! ハリウッドから来たスターが侍と原宿で交流!

一般社団法人ユーラシア国際映画祭はビルボードチャート世界BEST28位の世界的なミュージシャン、リッキー・レベルのミュージックビデオ「SONIC BOOM~侍JAPONISM編~」を企画・制作し、10月29日公開した。 リッキー・レベルはアメリカのLGBTのポップアイコン。トムハンクスの映画『アポロ13』に声の出演をした際に、マイケルジャクソンに才能を発掘され、マイケルジャクソンのレーベルMJJと契約し、マイケルのネバーランドに訪れたこともある。マドンナのレーベルからも音楽を配信し、ブリットニースピアーズなどとも世界ツアーをしている。
動画↓
https://youtu.be/cOnC8BLNyd8



本MV「SONIC BOOM~侍JAPONISM編~」は、リッキー・レベルがツアーで来日した2023年6月に原宿で撮影。ウエストイーストプロダクション株式会社代表取締役社長、映画監督・俳優の樽谷大助が共演&演出し、タチアナ・ポヒドニアやソフィア・ポヒドニアらが出演。高森雄人が撮影し、新たに2023年10月、追撮した映像素材と、AIアートを組み合わせた演出を加え、映画監督の増山麗奈が編集した。
樽谷大助はリッキーレベルのミュージックビデオ「Champion Tokyo2020」のレコーディングとMV制作に参加。樽谷氏とリッキーとのコラボは今回が二曲目となる。

曲名である「SONIC BOOM」は超高速機の超高速飛行など大気中を速く移動する物体により発生する衝撃波が生む蠢くような大音響のことだ。空から高速で飛んできくるリッキーに、驚く日本の城にいる侍(樽谷大助)のシーンを増山麗奈の発案で加えた。 「アメコミのような侍を樽谷大助監督が軽やかに演じてくれて、リッキー本人もアニメとミックスしたMVの仕上がりを気に入ってくれました。一流ミュージシャンのMVに関われて光栄です」(増山麗奈)

原宿で撮影したシーンではリッキーの指導の元を受けた、日本の若者たちがダンスをマスターし一緒に盛り上がる姿が印象的だ。 11歳の時に始めたクラシックバレエやジャズダンスを初め、ミュージカル「アニー」に出演したリッキーは、ダンスのセンスも抜群。周りを巻き込み、街中に笑顔を広げていく。これぞエンターテイメントだ。 「ダンスも魅せ方も音楽も、リッキーは圧倒的なスターです。今後我々はリッキーの日本ツアーを企画しています。」(樽谷大助)

ミュージックビデオはウエストイーストプロダクション株式会社のYOUTUBEチャンネルで視聴できる。
https://youtu.be/cOnC8BLNyd8

釜山国際映画祭開催中にガザイスラエル戦争勃発「消える兵士」ダニ・ローゼンバーグ監督と『SAMURAI PEACE MAKER』シリーズ公開樽谷大助 増山麗奈監督

釜山国際映画祭の“1、2作目”に挑戦する非アジア監督作品を紹介するFlash Forward8作品に選出の「消える兵士」(ダニ・ローゼンバーグ監督)と共に一般社団法人ユーラシア国際映画祭の増山麗奈・樽谷大助監督が平和を作るキャンペーン「SAMURAI PEACE MAKER」を10月9日に発表。
『SAMURAI PEACE MAKER』はユーラシア国際映画祭がさまざまな組織や個人と提携しながら提供していく平和構築のためのキャンペーン。映画制作や書籍販売、ラジオ、地上波テレビ制作など様々企画を今年から来年に向け発表予定だ。
今回はその第一弾となる。
動画↓
https://youtu.be/_Z0dNMTEXxk?si=BOXdM2l7EKa1u_XI


ハマスのイスラエル開戦勃発の直後の10月8日に行われたダニ・ローゼンバーグ監督の「消える兵士」がCVCセンタムシティーにて上映され、会場は満席の観客が訪れた。

「消える兵士」はダニ監督が18歳の時にイスラエル軍の基地から脱出をした体験をもとに描かれた若い脱走兵の物語。国境付近での戦争や、徴兵と恋人や家族の間で葛藤する若者の姿が瑞々しく勢いのある映像表現で表現されている。
上映後の舞台挨拶ダニ監督は、「映画祭からのメールを開いている時に、イスラエルへ凄惨な攻撃が行われ、イスラエル政府は開戦を宣言した。子どもを含む多くの人が亡くなっている。現実はフィクションを飲み込んでしまった」と発言。 会場にいる多くの若者たちに対して「この映画を若者たちに捧げる。自分たちの世代は連続する戦争を止めるのに失敗した。若い世代に期待をしている」(ダニ監督)と語った。

自身たちの監督反核映画「サダコの鶴」が釜山国際映画祭 ACFMで上映されている樽谷大助・増山麗奈監督は、平和への願いを込めて、ダニ監督にG7サミットで配られたものと同じ鶴のレプリカをロニ監督に寄贈した。「サダコの折鶴」は広島の原爆を経験し、白血病で亡くなった佐々木禎子さんのエピソードで、広島平和記念公園に塔がある。
「ダニ監督に原爆の被害を受けたサダコさんの思いが詰まった鶴を寄贈できて光栄です。ダニ監督と同じ恋人のために脱走した若い兵士を見て、熱い思いが込み上げてきました。愛を守るためには戦争は必要ない、核も必要ありません。今からでも遅くはない。反戦反核が少しでも実現できるようにこれからも行動していきたいです」(樽谷監督)
「国際映画祭は多様な立場を抱えた監督や観客が武器ではなく、互いの文化を持ち寄り集える場所。映画を通じて平和を実現することが一般ユーラシア国際映画祭のミッション。発信や場づくりを行うSAMURAI PEACE MAKERにご期待ください」(増山麗奈)
#イスラエル開戦 #イスラエル戦争 #ガザ #戦争 #ハマス

柳楽優弥がアジア優秀賞受賞した釜山国際映画祭・ACFMに一般社団法人ユーラシア国際映画祭が現地動画をリリース(樽谷大助・増山麗奈)

釜山国際映画祭・ACFM(アジアコンテンツマーケット)に「サダコの鶴」「ダイバシティ・ユナイテッド」「はじまりの日~ベーシックインカム元年~」「LOST IN24」を上映し参加中の一般社団法人ユーラシア国際映画祭の樽谷大助・増山麗奈が現地でのレッドカーペット・アジア優秀賞を受賞した柳楽優弥氏の受賞の瞬間を取材した動画を10月9日にリリースした。

動画は以下で公開↓
https://youtu.be/khAcQqvGgmk?si=wyUdZ4OwA8eaalmm

釜山国際映画祭は、アジアコンテンツを重視し、10月8日は、『アジアコンテンツアワード』を開催。韓国、台湾、中国、インド、日本、アメリカから作品が選ばれ、日本からは柳楽優弥がディズニープラスで配信中の「ガンニバル」が評価され、アジア優秀賞を受賞した。
10月8日(日)アジア最大5000人の釜山シネマセンターBIFFシアターで、釜山国際映画祭「2023アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード(ACA&G.OTTアワード)」が開催され、
今年、科学技術情報通信部と釜山広域市が共催する「アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード」は、ノミネート範囲をアジアから世界へと拡大した。 前回に比べ、賞のカテゴリーも 12 から 17 に増加し、新たに 5 つの賞が追加された。日本から女優の八木莉可子や、バカリズムらがレッドカーペットを歩いた。


授賞式で柳楽は冒頭韓国語を含めてスピーチした。「現在ガンニバルシーズン2を撮影中。釜山の評価をポジティブに受け止めていきたい。キャストスタッフに感謝しています」(柳楽)
レッドカーペットVIP席でその様子を取材していた樽谷大助監督は 「若者のすごい熱気で会場が盛り上がりました。日本から柳楽優弥さんが受賞されました。スピーチもここ最近で最高に緊張していると言いながら堂々として、ユニークさも出ていました。同国人として誇りに思います。彼は素晴らしい俳優です」と語った。


今年の最高の作品に与えられるベストクリエイティブ賞は、韓国発のセンセーショナルなDisney+シリーズドラマ「Moving」が選ばれた。 俳優キム・ガンウとMOMOLANDのナンシーが流暢な英語で授賞式の司会を務めた。
また、才能豊かなK-POPガールズグループのアリスは、美脚を露にした衣装で伸びやかな歌、キレのいいダンスのパフォーマンスを披露した。シンガーソングライターのイ・スンユンは、パフォーマンスを披露した。


新技術賞はTVINGに授与。 VIU と wave Americas は、K-Contents の特別貢献の最初の受賞者となりました。 VIU は香港の通信会社 PCCW の OTT ストリーミング プラットフォームであり、wave Americas は SK Telecom と韓国の 3 大放送局 (KBS、MBC、SBS) によって形成された共同パートナーシップです。 最後に、OTT 産業に対する特別貢献賞は WATCHA によって受賞されました。


「俳優や、監督だけでなく、業界を牽引する配信会社の幹部たちも華やかな衣装を着てステージに上がった。スタッフキャストともに最先端のメイク・ドレスに身を包み、男女ともに若い人たちが活躍している。国境を超えた新しいプラットフォーム開発者とクリエイターたちが和気藹々と新しい時代を作り上げている」(増山麗奈)

ウクライナ空手大会開催のオデーサで日本人監督が空爆に遭遇

ウクライナのオデーサで、ウクライナ最大の空手大会である第21回黒海杯にプレゼンターとして招聘されている世界武道連盟理事で映画監督の樽谷大助氏が、9月25日深夜宿泊先のホテルで空爆を体験した。

動画↓
https://youtu.be/nyWI19CGDxc?si=NSEw6x6yaNHH5q85

空爆は深夜0時50分(現地時間)ごろ起きた。樽谷氏はウクライナのゼレンスキー大統領も、役者時代から利用しているレジデンス「オデッセイデュヨールクホテル」での夕食を楽しみ、就寝に就こうとすると、周辺での空爆音に気がつき、スタッフや宿泊客と路上に出て周囲の様子を確認した。すると、近くから炎や煙が上がり、爆音が近くでした樽谷氏と宿泊客は地下室に避難した。
「恐怖を感じました。しかし地下室では笑顔も見られました。これがウクライナの日常なのだと感じました」(樽谷)
地下室に避難したホテルのマネージャー、アルチョーム・ボイコ氏は「ウクライナの空爆は週に4回、多い時は7回ある。ロシアはテロリストだ、どんな関係も持ってはならない。契約書も守られることはない。ロシアに制裁を。ウクライナに勝利を」と怒りを露わにした。
9月23日24日にオデーサで開催された、ウクライナ最大の空手大会である黒海杯はコロナ、戦争のため3年ぶりの開催。 ウクライナ全土やモルドバ、ポーランド、トルコなど周辺国から800人の老若男女の空手選手が集った。樽谷氏は優勝した子どもたちにメダルを授与し、大会への激励のスピーチを行った。
オデーサ在住で日本語学校の教師ミス・ガリナは「大会のために息子は毎日練習を続けてきました。今年21回目となる空手の仲間は、家族のようで、皆で再会を喜んでいます」と語った。
今回の黒海杯の主催はチグリョーナッククラブで、運営をウクライナ空手連盟が行っている。ウクライナ空手連盟幹部で、指導者であるオレクサンドロフ・ネガツロフ氏は、「空手は日本発祥だが、ウクライナでとても人気がある。戦争だからこそこういった大会で日常を取り戻すことが大事だ」と語った。
オレクサンドロフ氏は開戦後の2020年東京オリンピック女子組手55キロ級で銀メダルを獲得したウクライナ代表のアンジェリカ・テルリウガ選手を育てた人物でもある。
人々が再会を喜び、待ち望まれた3年ぶりの空手大会。空爆が起きたのはその夜だった。
翌朝、樽谷氏は、空爆現場を取材した。爆撃されたホテルオデーサと海上ターミナルビルは建物の大部分の壁が焼け崩れ、柱が剥き出しになっていた。
樽谷氏の妻で一般社団法人日本ウクライナ協会の代表理事であるタチアナ・ポヒドニア(神戸在住ウクライナ人)は 「夫が心配で早く帰ってきてほしいが、空手の交流はとても大切なことだ。ウクライナではもう一年8ヶ月危険な戦場下で人々が暮らしている。私の故郷のドニエツクは2014年から9年間も戦争が続いている。人々が安全な環境で暮らせるように、可能な限り早く戦争が終わることを願っています」(タチアナ)
ウクライナ現地で爆撃のユーラシア国際映画祭が制作動画レポートした。